絵空事
それは弱さからの優しさだろうか
それとも自信なき卑屈さからだろうか
根 抜き取り朽ちた 寝取られ朽ちた
どこの子だろう 彼の子の娘の子か?
繕えたのだろうかとか思った
ぼちぼちで絶えかけたい後
後悔すると知りつつもがく
何度も躊躇い冒頭へ
泣いて気を引く小賢しい事 歳を経る度 できない
賭けた下駄で駆けた 添い遂げた?削げた?
耐えた 得た 根絶えた行方はどこへ投げた?
根付かず消えた 寝付けど消えた
のこのことどこへ 行くのだろうか?
回り道に地を馳せたのだろうか?
だらだらと流れる彼の血
遮られる気がして仰ぐ
この空の下で待つだけで
必ずしもで終わらせる事 とりつけた今 会いたい
条件なくそこまでする理由はない 風に柳か ただの茅か わかりゃしない
後悔すると知りつつもがく
何度も躊躇い冒頭へ 泣いて気を引く小賢しい事
恥になるからできない
遮られる気がして仰ぐ
この空の下で待つ
だけど必ずしもで終わらせたなら 何も要らない 会いたい
2013.12.28
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