C41H64O14
目の前の壁を息つく間もない程 飛び越えて
追いかけていた理想
逸れた本当の自分を探す
隣でいつも笑って愛想を撒いてる君なら
本当の俺を知っているんだろう
助けて此処から
過去に固執して未来がわからない
見上げた雲はいつもと違う場所に行く
寂しい気持ちなら慣れた事さ
心拍数も異常はない
それよりこの異常さに慣れた 俺の平和を壊したい
現実を見つける度にこの気持ちは秘めてきた
まだ幼い思考で紡げる範囲の言葉だったけど
やらなければ消え去る砂で作られた町並みに
思いやりと優しさを含む手段は選べはしない
戦う理由をいつも探しては
虚ろに人を見下ろしている悲しい瞳
幸せがわからなくなったのは
ただ静かな暮らしの中を
掻き回されて死んだ
生きたいと泣いてた他人の姿
繰り返してきた過去に潰されて
強がっていた 信じ込んでた 今も尚
寂しい気持ちなら慣れた事さ
心拍数の異常は見ない
この俺の異常さに泣いたてくれた
君を守りたい
幸せがわからなくなったのは ただ静かな暮らしの中で 記憶が訴えている 攻めるよりも強くなれるのだと
いつまでも隠し通したまま
生きてはいけなくて
いつの日にか事実を事実とし
受け止められるように
2012.06.18
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