五月病
いま お前は生きてる?
いま 俺は生きている?
いま どこで何してる?
いま お前を見ている
もう 二度と出会えない
排他的で構わない
もう 期待はしてない
その他には関わらない
愛と性の違いを見定める
外傷に縛られ
いつか巡り合える
なんて言葉じゃ腹も膨れない
都合にあうだけだと気付いてない と
そう気付いてない様 気疲れるのに
空気に笑うなんてできない
売り身の方がまだマシ
いま お前が活きてる
いま 俺は感じてる
いま そこへ向かってる
いま お前を生きてる
もう 二度と疑わない
忠誠など誓わない
そんなものは要らない
もう 俺は迷わない
戀が愛に変わり欲は好くへと
口にはしないけど
愛しい と言っている心だけは
剥きだしていたい
足元見られるくらいどうってことない
選んだ愛が元は欲でも
いざという時 いの一番に
守り抜く価値がある
愛は語るものではないのだ と
祖父は泣いていた
身の程を知るのは生きる術 と
祖母は愛を貫いてた
もしもお前が切り身を差し出そうとも
気付いてない様 気疲れるのに
空気を笑うなんてできない
愛しさの裏返し
都合があうだけだと気付いてない様な
願望を壊し気付かせてやれ
なにがあっても守り抜くから
誇り高くあればいい
2012.05.23
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