Solitario

何故か 悲しいよ って呟きながら夜道に一人
音楽が鳴り響く頭の中 歩きながら同じ曲を 何度も

君が約束を破る度 僕はいつも我慢していた
勝手に約束をして大丈夫だと思い込んでた
馬鹿だね 馬鹿だよ

高いビルが並ぶ狭い中路で僕は一人
僕の場所を探したよ 待ちきれなくて 会いたい

急に空から降ってきた それは宝物みたいな歌
触れすぎた純粋が解けて 眼差しの向こう 君はいない

現在が大切なの って 守りたくても気付けばいつも
誰でも正反対に壊したくもなるよね 息苦しすぎて

あの日 僕は君と約束したよね
絶対死んだり 後悔しないからと
でも誰の為に? 馬鹿みたい

急に空から降ってきた それは冷たい氷の批評
優しくいる事に疲れたよ 晴れすぎ街 僕はいない

急に空から響き出す それは君が僕にくれた音
掛けられた魔法が解け出す 戻る時間を睨むように…

急に空から降ってきた それは僕の姿をした奇形
落ちた先にある現実に引き込まれて 次を生きよう




2011.03.16
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