粗悪品

炭酸がぬけていく
缶チューの残りからシュワシュワと音がした
そんな類の言葉
好意的におちてくる
厳かな秘密には気づかないふりをして建前を抱きしめた


執拗に涙する演技がすぎる報道
共感が渦を巻き みんなの胸を抉る

その度に悔やんでも無駄な時間だろう と
貴女が何もしない事が貴女らしいとも思う



決めた生き方も訂正しない
アイツもいる事で死にたいとき死にあぐね生き耐える
柔軟に










みんなの中に貴女はいない と みんな口を揃え笑いあってる
足りなくなる兆しに目論んだ
仲間だと嘯く
単純か


夢ばっか描いてる 夢だってわかってる
夢だった現実 が 夢ばっかり見てんのしょうもない








2022.05.24

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