その地獄に手をかける
世界を手にかけたんだ
- adnnatekakinetowiakes -
触れた瞬間ひび割れてしまったから
- arakattamiseterawibihnnaknnuysateruh -
音もなく
外された梯子から足し引きされた
足並みの揃わない数合わせの世界を手にかけたんだろう
息の根を止めるように
失った一部始終 従ったフリと目が合う
近づいて目を凝らす 誰だよ 見知っているのに
触れた硝子はひび割れて剥がれ落ちてしまった
躊躇いが嘘を呼び塗り重ねてく
辻褄を合わせても間に合わせの世界は手に負えず
しばしば強請りさえもするだろう
外された梯子から足し引きされた
足並みの揃わない数合わせの世界
でも手懐けたいだろう?
息の根がまだある内に
どう繕っても蠱惑の程度は指先をとっても捏造できない
ここで終止符を蹴っても返還なんだろう
どの道いつか…の目処も忘れてたんだ マジで
この世界も駄目だった…と誓約書を火に焼べる
価値観が相違する時代錯誤を楽しんでる
つりあいのとれた現実の中身は空っぽ
それでも譲り合えはしないだろう
醜いのは誰だろうな?と哲学じみた
意味のない問いかけに狼狽えてる世界が卑しくて
息の根を止めたいんだよ
ナメられてると気づいたら対等なんて飛び越してく
足元を凝視するケチな真似も恐れへの裏返し
かじかんだ手で掴もうとする一握りは世界の裾
手にしたいだろう 手にしたんだろう
その地獄は俺のではない
価値観が相違する時代錯誤な辻褄が嘘を呼ぶ
押し付けられたババならもう返還したぜ
続きは俺を抜いてやってくれ
外された梯子から足し引きされた
足並みの揃わない数合わせの世界
だが手がけたいだろう?
一思いに仕留める為に
2021.12.30
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