paradox of tolerance
関与する君の事を維持し寛容していたいから
不寛容であり続ける君を寛容する事を寛容して
思ってもいない褒め言葉なら
誰かも知らない誰かの罵倒がいい
これを言えば喜ぶんだろう ← アホか誰が喜ぶかよ
『誰からも嫌われるのが僕等でしょ』
夢の中 僕は僕に言っていた
君に寛容であろうとして君に寛容であれと説いた 不寛容への君の不寛容は間違いじゃない だからこそ
ただ面倒なだけなんでしょ
面倒って言えば? 面倒だね ホント
こんな僕を面倒だと思う事を僕は許せるんだよ
『誰にでも好かれるなんて俺じゃない』
夢の中 俺が俺に言っていた
君が寛容であろうとした結果 不寛容であるのなら どちらを選ぶのか聞かせてもらおう 際限なく関与したい
関与せず不寛容であるのならば
不関与に対し寛容でいろよ
君に寛容であろうとした結果 不寛容を招いても 君が寛容する事を拒否したせいでしかない だからこそ寛容であれと説いてきたのに
関与さえ拒絶した君が慣用句よろしく口にした 「馬が合う」に水を差そう
誰からも嫌われるのが僕等でしょ
誰にでも好かれるなんて俺じゃない
褒めたいのか貶したいのか知らないがそれがいい それに誇りを持てるから寛容する
2020.08.13
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