張り通す意地を決めよう
積雪に隠れた暗がりの毎日に
一滴こぼれた染みが赤く広がる
彩のない日々が君と居る毎日へ
色 取り取り添えて掛け替えのない日々へ
望んでた景色が目の前に広がる
このまま延々と先も見えず続け
試された毎日も まだ届かない背も
打てば響く日々が忘れられない ずっと
差し伸べる左手が いやに鼻につく
それより深く話をしよう
俺 が 俺 に 譲歩するまで
望んでた景色が目の前でグラつく
夢のまた夢だ と寝て起きても続く
塞ぎこむ毎日に君の事を思う
悪夢と現実じゃ 現実の方がいい
手に入れた毎日を手放す時が来る
君に帰路で笑う 君が岐路で笑う
どうにでもするさ と
立向かいさえすれば俺の意義になる
歯向かう君の手捌きにも
俺ならいつも役に立つだろう
振り上げたこの拳を君が下ろさせる
庇われる筋合いはない と
俺に含羞みながら 俺は含羞みながら
差し伸べられた君を
2016.01.27
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