Runners high

目的は退化していく
どんなに意思が強くても
君の
時代が許さないでしょう
付きまとう視線の隣家

でも
君は秘密裏に進めてく
ずさんな真顔で
少しだけ唇を噛み締めたりして
このままじゃいられない すぐ時は経つぜ?
なんて俺は言わないけれど
たくさんの感情を見つめてたよな
再上昇 トキメいていられるのがスゲェよ
君は走っていく

指差す先で目を眩ませてる
事切れたような時間に
自覚に
食らい尽くされる未来なんかいるか
俺がさせやしない


疲労は積もっていく
どんなに終わりが見えても
減らず
口と同じさ
いつだって俺達が悪いんだろう

でも
君は激情に身を任せ明日へ飛ぶんだ
少しでも眠らずにいたいと望んで
このままじゃいられない すぐ時は経つぞ?
なんて俺は言えないけれど
価値なんていらないと叫んでいたでしょう
資本主義の容態に息を止めたまま君は走っていく

見下ろす先はうずくまるもので
埋め尽くされてるままで

今まで何もしてこなかったツケだと
笑えるものもいないくらい


なんでもない最近はごく僅か
だから
飽きていた残念な毎日が好きだ
『そばにいてくれるなら君がいい』
俺も
君がいいと言いたい だけど…
散々な現実を受け止めていたでしょう
目まぐるしい永遠はまだ少し早ぇよ
後でも会えるさ

気だるい憑き物を落としたのは
流れに寄り添う電波
憂うは
さかのぼる月日が物語る
俺は君と走れない


指差す先で目を眩ませてる
事切れたような時間に
自覚に
食らい尽くされる未来なんかいるか
俺がさせやしない


呆れてものも言えないくらいだけど
君と走れないんだ


知るか 俺はやめはしない



2015.01.29
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