星との距離を図るなら

星の数ほどの君があっても星には手が届かない
流れ星に願うことさえこの俺でも敵わない

星の数ほどの傷があっても星には癒せはしないように
流れ星に願い託すその前に流れるとも限らない

一つ一つの願いは金もかからないが
気力だ努力だ思いの強さだ
それを信じ生きてきた

それぞれ姿形は違えど中身思い思いの欲でキてる
そもそもそんな仮定はしていなかった と
個性の性は欲にて

さり気なく透かした陽の下では手の平が赤く染まってる
照らされた地面に影が落ちて確かにここにいる

負けず劣らずで忍び寄るのは俺と君の見えない像を
どちらにしてもどちらとも個性だと 優しい言葉 気取ってる

防波堤からのぞいた水平線なんて
見なければよかった 知らなきゃよかった
無理せず馬鹿のままなら

それぞれ姿形は違えど中身同じ五臓六腑でキてる
すなわち俺だけ違うのだとした
らば君はどちら側につくんだろう?

星の数ほどの奇跡は選り好みされていっぱい
流れだす星は雨さえ卑屈になるほどいっぱい
意識より早く動けば変えられることがいっぱいなのに
変わった事実しか残らない


文字通り努力したから使えん知識もいっぱい
気力で乗り越えた次も目に見えん壁がいっぱい
思いの強さこそれぞれ
個性が詰まった絶大な
欲に感けた事実も残らない

一つ一つの願いはどれも細やかだろ
バイトのままがいい 貧乏でもいい
何なら人じゃなくてもいいんだ

れぞれなんてことない事実曲げても仕方ないことだろ
そもそもこんな仮定はしていなかったもクソもない
生も欲だろ


それぞれ姿形は違えど中身思い思いでよくできてる
そもそもそんな仮定はしていなかった と
個性の性はよく似た

人じゃなくてもいい 君が君なら



2014.05.14
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